公益財団法人花と緑の農芸財団

芝山仁王尊・観音教寺

奈良時代末期の天応元年(A.D.781)征東大使藤原継縄公により創建された関東有数の名刹。中世には房総の豪族千葉氏の祈願所として繁栄し、近隣に八十余寺の子院を置く大寺となります。
徳川時代にも十万石の格式をもつ伴頭拝領寺院として十州(関八州に出羽・陸奥を加える)の天台寺院を統括しました。 また、火事・泥棒除けの仁王様として江戸庶民の信仰を集め、今日でも、杉やもみじなどの古木に囲まれた広い境内に、本堂、仁王堂、三重塔等の七堂伽藍などが甍を競い名山の面影を今に伝えています。

「花と緑と農芸の里」からは、芝山公園を通って徒歩約10分。境内には「芝山はにわ博物館」を擁し、国史跡殿塚姫塚から出土された多数の「はにわ」や、古墳時代の遺物が展示されています。2階では歴史資料の他、貴重な仏教美術などをゆったりとした空間で堪能する事ができます。


information

■住所 山武郡芝山町芝山298 [googleマップで見る]
■TEL 0479-77-0004
■年中無休
■入館料 一般600円、小・中・高校生400円
■URL=http://www.evam.ne.jp/niouson/

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