@桜の花びらを摘み取ります。桜は大島桜(八重桜)の花が香りが高く色も鮮やかです。料理や桜茶用には七分から八分咲きを、スイーツ用には三分咲きくらいが摘み時です。軸を付けたまま摘み取ります。


Aたっぷりの水で、摘んだ花びらをやさしく洗います。洗った後は、水気を切ります。
B桜の花びら100gに対して25gの塩をまぶし、容器に入れます。全体の2倍程度の重しをします。
C2〜3日で水が上がってきます。
花びらの形を保つように丁寧に並べ入れます。その上から花びらが浸る位の白梅酢(梅干し作りの副産物=本誌46号参照)を注ぎ入れます。

Bと同じ重しをして1週間ほど漬けます。
D軽く絞って盆ザルに広げて陰干しします。強く絞り過ぎると、花びらが千切れてしまい風味まで逃がしてしまうの で注意します。
E完全に乾燥しないよう(湿り気やしなやかさが残る程度)に取り込みます。最後にふり塩をして、まぶしながら形を整え密封容器で保存します。