【うまい大豆】収穫への道…Step 1
同じ頃に畝間の雑草が出始めるので除草後、耕運して土中に新しい根を形成させて強い根にするために空気を入れてあげます。ここで第1回の「土寄せ」を行います。株元に土寄せをするのは、倒伏を防ぐためと、土中の養分をたくさん吸い上げてもらうという効果があります。「土寄せ」は、この後2回ほど行います。



【うまい大豆】収穫への道…Step 3

株の成長具合に、ややバラツキが見られるものの順調に成長している様子です。本葉が5〜6枚になった頃に、新しく出てくる芽を摘んでしまいます。
これを「摘心」と呼び、よりたくさんの芽を出すために必要な工程です。


【うまい大豆】収穫への道…Step 4

7月にはいると、いよいよ雑草との戦いが始まります。畝間に耕運をかける方法もありますが、小さな畑では手で抜く方がより効果的です。好天が1週間も続くと、土の表面が乾き出すので、水やりの必要が出て来ます。同時に葉についた虫をつまんで排除、数日おきに竹酢液を希釈して葉の裏側などへの散布を繰り返し行います。

種蒔きのために、畑に「苦土石灰」や「腐葉土」を加えて30cm以上の深さで耕運して準備をします。梅雨明けの少し前に種蒔きです。畝に2cm位の深さで1ヶ所に2〜4粒、等間隔(約20cm)で蒔き、上に軽く土をかけます。
あまり厚く土をかけると芽が出にくくなり、 逆に浅いと鳥に食べられてしまいます。数日すると土の中からヒョッコリとかわいい芽が出て来ました。その後ふた葉が出て来ます。水分の多い[花の里]の畑では、ほとんど水やりの必要はなく、天水で充分です。

【うまい大豆】収穫への道…Step 2
種蒔きから20日前後で出てくる本葉のまびきを行います。
【うまい大豆】収穫への道… Step 5
【うまい大豆】収穫への道… Step 6



きれいな花が 咲いてひと月 位で実が成り ます。サヤが ふっくらとして いるものを選 んで「枝豆」の 収穫です。 収穫した時点 から味はどん どん落ちてし まうので、素 早く塩ゆでに して頂きます。 口いっぱいに 青臭さと甘み が広がり、食 べ始めると止 まりません。
やがて全体が黄色くなってきます。軽くゆすってサヤの中がカラカラと音がしたら、ようやく大豆の収穫です。茎のまましばらく乾燥させて、サヤをはずします。この状態で1週間ほど天日干しをし、自然に爆ぜてくる頃に手作業で豆を取り出します。
【うまい大豆】収穫への道… Step 7
サヤからはずした大豆は、大きさも揃わず虫食い後や黒ずみのあるものがたくさん混ざっています。自家製の味噌や醤油を作るのであれば、そのままでも使用できます。
そして、今年は自家製の無農薬大豆を使って…
手前味噌の寒仕込みをしました。
 
今年も2月5日(金)に芝山千代田公民館の調理室をお借りして手前味噌の寒仕込みをしました。国産大豆と、地元の糀屋さんの糀と天然塩を使用しただけのシンプルなお味噌です。 添加物や保存料は使用しません。今年は新たな試みとして、[花の里]の畑で収穫した大豆をひと樽仕込んでみました。ご指導下さった鈴木幸子さん、お世話になりました。