一人一人が役目を果たし、楽しく活動できました。
全校児童21人の嶋田小です。担当の先生から「苗の育て方」の指導です。
一人一人が、心を込めて、感謝の気持ちを込めて、花の苗を植えました。
卒業式は3月19日。
「鉢の花が咲いてくれたら嬉しいな」
花壇にはパンジーとビオラを植えました。咲くのが楽しみ!
1・2年生は全部で8人。嶋田小の「花の苗」たちです。
嶋田小の玄関が一段と明るくきれいになりました。
白い鉢には、西洋さくら草を植えました。「一人一鉢」です。
最後は水やりです。「大きくなって、きれいな花を咲かせてね。」
3〜6年生は13人。一人に1個ずつフラワーポットを渡しています。
続いて、フラワーポットに「培養土」を入れています。重いけど、しっかり!

拝啓 北国八戸は、随分前に初雪も降って、晩秋というより初冬といった方がいいような季節となりました。千葉の方はいかがでしょうか。
 さて、この度は、私たちの「願い」を叶えていただき、パンジー・ビオラ・ノースポール・西洋さくら草の花苗をたくさんお届けいただきましてありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
 本校は、児童21人、職員10人の複式小規模校です。もともとは、南郷村立でしたが、平成17年3月31日に八戸市と合併し、「八戸市立鳩田小学校」となって5年目を迎えています。県の南端、岩手県境に接した高原にあり、産業は農業が中心で、葉タバコ、サクランボ、リンゴ、イチゴなどを多く作っています。近くの小川でホタルを見ることができるなど、自然環境に恵まれたところです。


 PTA活動も盛んで、保護者は正会員、それ以外の地域の方々は準会員となって、あらゆる面で学校に協力してくださいます。春と秋の「PTA主催環境整備作業」には、100名ほどの方々が校庭に集合し、草取りをしてくださいます。
 また、かつては、自分のビニールハウスで育てた「花の苗」(販売用)を提供してくださった方もいたようですが、不況・不景気の影響もあってか、最近はそういうことも困難となり、「花」に関しては少々の寂しさを感じておりました。
 そのような時に、「花の輪運動」のことを知り、すぐに申し込ませていただきました。そして、幸運にも、「当選」のお知らせをいただくことができました。本当にうれしく、ありがたく思っています。
 苗をお送りいただいて、さっそく、全校で「苗植え」の活動をしました。1・2年生は、花壇にパンジーとビオラを、3〜6年生は、フラワーポットと鉢にノースポールと西洋さくら草を植えました。小さな苗を小さな手のひらに載せて、いとおしそうな表情を見せる子どもたちの心には、間違いなく「温かなもの」「美しいもの」が宿っていたと確信しています。
 この後、八戸はいよいよ冬本番となり、深い雪にもおおわれることになりますが、寒気の中に息づく「小さな命」を、子どもたちはきっと感じ取り、花咲く春を心待ちにしてくれることと思います。そして、心優しい人間として、日一日と成長していってくれるものと思います。
 最後になりましたが、改めまして、ご厚意に感謝申し上げますとともに、「花の輪運動」がますます大きく広がって、日本が花でいっぱいになっていきますことを心よりお祈り申し上げます。
 本当にありがとうございました。                                                                                   敬具

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