主催 財団法人花と緑の農芸財団
協賛 ミニストップ株式会社
後援 文部科学省 ・ 財団法人イオン環境財団


今年で17年目を数えるミニストップ(株)協賛による「育てよう、花と緑、校庭に―花の輪運動」。
全国の小学校に送る花の苗づくりが、間もなく始まります。花グループのフラワータスクフォースと、その契約農家(写真A)の皆さんが育てるオリジナルの「チャイルドフラワー」は、品質が均一化された丈夫な苗として高い評価を得ています。
小学校の花壇に定植すると、待っていたかのように根を広げグングン育っていきます。
作業は、いわゆる「プラグ苗」を育てる種蒔き(写真B)から始まります。
現在は、花ばかりでなく野菜のプラグ苗も一般化し数多く見受けられるようになりましたが、財団が農場で花作りを始めた20数年前、この画期的な「プラグ苗システム」の導入は、日本各地から見学者が訪れるほど珍しい時代でした。
花壇やポットへの定植(植え込み作業)に最適なプラグ苗の特徴は、バラつきが少なく根の環境が変わりにくく、移植の際のダメージが非常に少ない事です。
電気器具のプラグを差し込むように、簡単に植え付けられることからプラグ苗(セル成型苗)と呼ばれています。30〜40日前後で芽が出揃ったら(写真C/D)、今度は6cm角・4連結パックのホカホカの培養土に1株づつ丁寧に移植(写真E)します。このまま、ハウス内の健全な環境で数週間、苗の贈呈日(出荷)に合わせた管理が行われます。
贈呈校が希望する品種の苗ごとに仕分け・梱包作業(写真F/G)が行われて、全国の小学校へ一斉に発送されます。