平成14年(2002)にふるさと切手「中国地方の自然〜桜」として発行された2連切手。「斐伊川堤防桜並木(左)」=シジミ漁で有名な宍道湖へ注ぐ斐伊川(島根県大原郡木次町)の堤防沿いの約2kmが桜並木として整備されています。「備中国分寺五重塔(右)」=奈良時代に建立された国分寺跡地に江戸期に再建された「備中国分寺」(岡山県総社市)の寺地にある五重塔の周りは桜だけでなく、四季折々に優れた自然景観をもつ吉備路のシンボル的存在となっています。
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ふるさと切手「ふるさとの花」シリーズの第2集として平成20年(2008)に発行された5種(額面50円)のうちの一枚。他には福井県のスイセン、和歌山県のウメ、秋田県のフキノトウ、福岡県のウメがあります。同じ花種で図案を変えた額面80円も同時に発売されました(左上画像)。 |
平成22年(2010)の「平城遷都1300年記念事業」に先駆けて、その前年にふるさと切手「旅の風景シリーズ」第5集として発行された奈良公園を描いた切手集(連刷2種を含む全10種)。書画作家のはなてる氏による趣きあるシート背景も魅力のひとつだった。奈良公園は東大寺、春日大社、興福寺、正倉院など多くの国宝指定・世界遺産登録建造物が点在し、年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れる日本を代表する観光地。日本さくら名所100選に選定されていて、切手に描かれた浮見堂周辺で花見を楽しむ人も多いそうです。 |